続編が出るごとに面白さが欠けていきます。どんどんSFチックになっていく点やハンの登場シーンとか、ストーリーの無理やり感が否めないです。キャストもやっぱりドウェインジョンソンやジェイソンステイサムがいないと物足りないです。

2023/06/08

フィリピンの映画は初めて見た。政権による麻薬撲滅令の下に推し進められる殺人もいとわない強硬な取り締まり。しかしそこに生まれる新たな腐敗。正義の旗を振りかざすその手で現場からシャブを持ち去り売り払い私腹を肥やす警官エスピノ。エスピノに情報提供で公式に子飼いになっている裏で、彼の持ち去ったシャブの横流しを行い僅かな賃金を得て生計を立てるイライジャ。話そのものはシンプルな筋で音楽などの演出も極々抑えて数か所にしか使われない。派手なやり取りは冒頭の銃撃戦くらいなものだが、まるで事が起こっているその場に居るような臨場感があるおかげで、普段見慣れないフィリピンの街並みや人々の暮らしが垣間見られてそういった意味で面白い。あちこちで所持品検査が行われている様子も異様。イライジャを顎で使って豊かな生活を送るエスピノが迎える結末は。展開は予想通りながら、過不足無い仕立てで手堅い一本。なかなか見る機会がないものが見られて新鮮だった。

2023/06/06

キャストが豪華だけに、ストーリの雑さが、目立つ。それなりに面白い要素はあるが、不自然すぎる強引な因果の形成のために、興ざめしてしまい、笑いを半減させてしまう。笑いにも、整合性や緻密さは、それなりに必要だろう。危ない掃除のおばさん役が良かったので、星三つ。

2023/06/03

もーちょっと緊迫感のある展開の早いストーリーにできなかったのかな。そしてもっと絶望感を全面に出して欲しかった。演出が足りないかな。

2023/05/30

原作は知りませんが、つまらなすぎてこれは恐らく実写化失敗例だな？と思います。最初から厨二病っぽい空気がすごいけどこれは監督のクセなのかこういう原作なのか…有名俳優さんたちが痛々しく見えてしまい不憫。終始ボソボソと喋り暗いムードですが、こういうムードの演技って難しいのかな。全員演技が硬いなと…なんか演技しづらそうに見えた。シナリオも詰め込みすぎ感があり、映像もケバケバしくて、さくらんの時は遊郭だからまだよかったけど今回は安っぽい感じ。映像美がウリ(？)の監督さんなのにケバいだけでワクワク感が無い。何より最悪なのは音。映画観ててこんなにBGMが雑音に感じたのは初めてでした…。唯一良かったのは主演の神木さんのちょっとした仕草。眼鏡をチョイと上げる仕草とか自然で良かった。柴崎コウさんのビジュアルも良かったけど、ライティングが安っぽく感じ、可哀想でした…こう見ると、面白い、綺麗と思える映画って本当にプロの技術なんだなと思った。

2023/05/30

正義とは何なのか？と考えてしまう内容でした。最後は、『アレ！？終わったの？』という感じ、、、考えてみると内容が理解できましたが、分かりづらいです。

2023/05/29