ONE PIECEが現在の様な所謂「国民的」と呼ばれる作品として認識されるようになったのはハンコックが登場〜インペルダウン〜マリンフォード頂上決戦と劇場映画のストロングワールドに惹かれた層が大挙して参入した時だと思う。間口が広がりすぎている為、今は混雑しているが適正な状態に落ち着いていくだろう。原作を初期より読んでいる者でも空島篇を酷評している人間がいるが大きく損をしている。リアルタイムで読んで通読とは異なる時間という血肉を得ている特権があるにも係わらず。新時代というフレーズに酔う小者、黒ひげとの邂逅。貶められた先祖、メリー号の奮闘。ロジャーの足跡。一味に加わったばかりのニコ・ロビンとの親和。神を騙る独裁者。アッパーヤードを巡る対立。そして鳴り響く鐘。描かれたもので必要のないものは何一つ無い。仲間が揃う為に必要だった道程がグランドライン前半。改めて航海を始めた「新世界」元々16の島を巡る設定であって、まだ第２部起承転結の起。魚人島篇も基本的にワンピース。構図はアラバスタ、空島と同様。三つ巴、四つ巴の抗争と解決出来そうにない根深く現実的な命題。そこに提示される希望。尾田栄一郎という作家は物語の結末までを構想した上で連載を始めている。作品を冗長に感じる部分は戦闘場面程度であり、ストーリーテラーとしての才能は希有。この世界と作者の描く結末は、必ずしも万人が共感出来るものではないということをレイリーの科白で予防線を張っている。世界政府と天竜人、失われた国（島）、空白の100年、リオ・ポーネグリフ、ラフテル、Ｄ、ONE PIECE、そしてルフィ。勘の良い読者なら作品のテーマを読み取れているはず。本巻で描かれている内容は最初から構想され、一貫して提起されているが魚人島はあくまで一つの章。良い意味でやっと此処まで来たかとも思う。作品をトータルに捉え且つ大河や考察が好きな人間には堪らないだろう。然し芳しくない評価のレビューを観ていると物語が結末を迎えた時、皮肉にも外国人の方がテーマを理解・得心出来るのではないかと思う。（御存じの方も多いだろうが広く海外でも読まれている。叙事詩にも馴染み深い）本作品に限らず志あるクリエイターが同様のテーマを扱ってきたが、往々にして投影は当事者にはよく解らないものなのだろう。描かれるであろう最終戦争が読めるまで多分10年程待たなくてはならないが長い時間を掛けて鏤められた伏線は集約され、壮大な物語は最高潮を迎える。購読を止める理由がない。

2023/06/05

Hello, this volume is written in Japanese language? I want to buy Japanese edition but I don't know if it is in English. Thank you.

2023/06/04

１期で無事「お披露目」を突破し、成人として扱われるようになったケイトとエミリコ。２期ではシャドー家の主「偉大なるおじい様」に対抗する術を模索するべく「星つき」を目指す二人が、子供たちの棟で起こった亡霊騒ぎを解決するべく、その犯人と目される「ローブ様」の正体を追っていく。前期と変わらずミステリー要素が中心となるストーリーだが、前期で作品の世界観の大きな要素を占めていたシャドー家の謎がほぼ明らかになっているため、話のスケール感は小さくなってしまった印象。また、本作の核心的な謎の一つである「なぜケイトは初めからシャドー家の支配構造について予め一定の知識があったのか」「なぜケイトは最初からエミリコに同情的で、個性を認めていたのか」については、明らかになるのはもう少し先になる。相変わらず伏線の敷き方は丁寧だし、CloverWorksによるアニメーションもレベルが高く、よく動く。エミリコ含めたキャラも可愛い。が、話の内容としては割と地味な描写が続くので、そういう意味では好みが分かれそう。本作は、派手さには欠けるが世界観構築と話の構成がとても丁寧な作品だ。その後の展開を知ってからもう一度見直すと、実に色々と腑に落ちる描写が多いことに気付かされる。なので制作側も鑑賞側も、長期的な構えをもって本作に接するのが肝要と思われる。温かいコーヒーや紅茶片手に秋や冬の夜長にゆっくり鑑賞したいアニメ。

2023/06/02

香田さんの本は欠かさず購入しているので、新刊と聞いてポチしましたが、今回はモデルさんのインパクトが濃すぎて、自分の中で作りたい服のイメージが湧き出来ません。靴などの小物もハードな感じも好きになれませんでした。香田さんのパターンは作りやすく大好きなのですが、この本の中からは作りたい服がみつかりませんでした。次回に期待します。

2023/05/30

やっと出てきた。

2023/05/26

全巻終わるまでは読みません。

2023/05/26

初めて毎週みています。最後まで見ます！！

2023/05/25

安価で保存状態の良い物を買う事が出来て、非常に良かったです。

2023/05/23

賛否両論真っ二つになる要因とワンピ映画内で最も売れた要因は四分の一くらいadoさんのMVだったことウタちゃんのキャラクター性に尽きるワシらは純粋なワンピースが見たいんじゃMVなんかヤダという人間もいるだろうが、FILM REDはadoさんとワンピースのコラボレーションと言っても過言ではないここからネタバレ注意ウタちゃんは賛否両論必至となるキャラクター性を持っているそれ故に尾田栄一郎先生の革命性も感じられたのも私個人にとっても事実まずこの映画の悪側の主人公ともいえるウタちゃんは映画では描ききれていなかったものの、ルフィと出会う前から既に能力者で、自由にウタワールドに入れるから人と異なる死生観を持っていたその死生観による『新時代』構想はずっと昔から思い描いていたウタの行った新時代ライブは、『ヤクにラリったアイドルによる世界心中』と何も変わらない人と違う価値観で自分が思う幸せを、ファンの半数ほどに押し付けてしまう様は、この令和の多様性社会に響いたのは間違いない心優しい性分は、ウタワールドや現実でも怪我を直そうと抑えようと率先して動いたところから見て取れるもちろん、新時代後にファンのみんな一人一人に食べ物やぬいぐるみなどを与えたことからも『私は最強』を歌うまでの、最初のルフィに「そういやお前突然いなくなったよな」と聞かれる前のウタには嘘はさほどなかった証ともいえるただ、十二年前に赤髪海賊団に裏切られた（と思った）トラウマや、精神年齢がその日で止まっているか進みが著しく遅れてるのは、ルフィの悪い印服のデザインや、観客を変えた代物の数々から明らかと思われる今日まで優しい子に、最高の歌い手に育ててくれたと思われるが、ウタの中の苦悩と新時代を止められなかったゴードンはあまりに無力で悲しみが増すそしてルフィとの関係性幼い頃のルフィとは喧嘩友達で、気の置けない仲だった再会した時、本当にすぐにウタはルフィと気づき、泣いて喜んでいたのは忘れていなかった証拠ウタと改めて気づいた時のルフィの目元は、涙目になってたのではなかろうか我らが主人公ルフィはシャンクスや兄弟の影響から、仲間を傷つけられたら黙ってられない漢そんなルフィが、かけがえのない仲間二人を捕らえられておきながら、「戦う理由がねえ」と拳を引いたことは、仲間達も意外に思ったことだろうウタとの直接対決の時、攻撃を躊躇う姿勢、ルフィの攻撃を「当てる気もないくせに」と見抜く（久しぶりに会ったはずなのに）ウタの理解度ルフィの「お前だって知ってるだろ！！！」「お前が誰よりもわかってんだろ！！！！」の理解度最後の会話は言うまでもなしルフィの中にウタは永遠の痕を残して、歌の中に眠っていった結果ルフィのヒロインレース優勝はウタであると、（あくまで）多くのファンも思ったのではなかろうか※ハンコック派やビビ派には本当に申し訳ないウタとの親子関係による、シャンクスの新たな一面シャンクスの出生の一端が、２５周年のこの映画で明かされたのは、期待していたとしても多くのファンも衝撃だったことだろう最高の音楽家であるウタを、海賊の身を置かせてることに気を揉んでいたことも見て取れるしウタに嫌われようと、一味全員で喜んで汚名を被る判断は、今回の遠因でもあるものの、心を締め付けられるほどの苦渋の決断が見て取れたルフィと共に命を救えなかず苦い結果となってしまったもののシャンクスはウタの意思を汲み取り、手を取って送り出したゼフとサンジ、ベルメールとナミとノジコに違わず、二人は本当の親子であったことだろうこの映画で、シャンクス含む赤髪海賊団の人気が上昇したのは明白ではなかろうかFILM REDはワンピース映画として純粋に異色作、原作が最終章近くになっての革命作となった・仲間との絆を重視していない（あってもさりげない信頼関係くらい）・ほぼオールスター映画で、各キャラの出番はほとんど均等だが、ウタとルフィ、シャンクスに尺が割かれてて物足りない・島で遭遇した悪党を仲間と一緒にぶん殴るという、いつものパターンと（少し～大分）変えている・ヒロイン（の命）を救えない悲劇・Z以上のビターエンド（いつもと同じ声調なのに、あんな切ない響きの「海賊王に俺はなる！！」は初めてでした）特典を読むまでの自分は、ウタの存在は（主にヘッドホンから）後付け臭が拭いきれず、死生観もあって純粋に受け入れ難かったが、それでも彼女こそルフィにとってのヒロインとして最も相応しいと思っていた売上、そのキャラクター、悲劇の物語ともに、我々ファンや、ワンピースに爪痕を遺したウタちゃん賛否両論含めて、FILM REDは特上の芸術だと私は思う彼女とルフィ達のこの物語が、永遠に歌われ続けることを願います

2023/05/20

久しぶりのドラゴンボール、最高でした！

2023/05/16